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WiMAX5Gのサービスエリア

1. WiMAX+5Gのサービスエリア

5Gの特徴の一つに超高速通信がありますが、5Gの通信エリアはまだ一部です。5Gの通信エリアの中でも超高速通信できるのは大都市圏の中心部の鉄道路線にそった一部エリアに限定されています。

 

 

WiMAX+5Gの通信エリア
5Gの通信エリアは、sub6とNR化の2つの5G通信エリアと既存の4G通信エリアがあります。auの場合は、さらにミリ波というエリアがありますがWiMAXの端末はミリ波をサポートしていません。

 

sub6  超高速通信ができる5Gエリア
NR化 既存の4Gの周波数帯を5Gの通信方式に転用したエリア 通信速度は4Gと殆ど変わらない
    5Gの通信エリアの大部分はこのNR化エリア
4G  既存の4G通信エリア au 4G LTE とWiMAX2+の2つのネットワークが使える

 

 

エリアで利用できる通信回線
   エリア名       当該エリアで利用できる通信回線
   4Gエリア      WiMAX2+、 au4G LTE
   5Gエリア       au 5G、WiMAX2+ 、au4G LTE

 

5Gエリアは4Gエリアの上に構築されており、WiMAX2+ 、au4G  LTE使えるのはもし5G通信がうまくできなかった場合に自動的に下層の4Gに切り替わるためです。
最大3つの通信ネットワークが使えます。

 

UQ WiMAXの5Gエリアは次のURLでご覧ください。
https://www.uqwimax.jp/wimax/area/map/default/

 

エリアの詳細説明は、auの公式サイトでご覧ください。
https://www.au.com/mobile/area/5g/#anc_03

 

 

5Gの通信エリアは東名阪の大都市圏を中心
5Gエリアはサービスを開始したばかりなのでエリアマップでわかるように全体から見るとまだ一部のエリアです。
5Gエリアの中でもミリ波のエリアで一番大きいのが東京の山手線を中心としたエリアです。

 

通信エリアサンプル図 

 

東京
    

 

大阪
    

 

5Gの通信エリアは2種類ある
エリアマップを見て分かる通り5Gのエリアにはsub6(図上ピンク)とNR化転用(図上ベージュ)の2つのエリアがあります。
NR化転用は、4Gで使っている周波数帯を5Gの通信方式に転換したものです。

 

高速通信できるsub6エリアは実は狭い
sub6エリアはNR化エリアよりスポット状に局所化していることがわかります。
公式サイトには5Gは一部のエリアと記述していますが、5Gらしい高速通信はその中のsub6というさらに一部のエリアです。

 

4Gエリア>>5Gエリア>5GNR化エリア>>sub6エリア

 

 

5Gエリアの殆どはNR化転用エリア
NR化転用エリアでは通信方式を5Gに変更しただけなので、基本的に通信速度は4Gのときと同じです。
5Gらしい高速通信できるのはsub6エリアでまだ一部に限られているため、この状況を揶揄して「なんちゃって5G」と呼ぶことがあります。

 

 

超高速通信エリア
WiMAXは端末によって下り最大通信速度が違います。5G端末の場合は下り最大2.7Gbpsと下り最大2.2Gbpsの2種類がありますが、sub6エリアならどこでも超高速通信ができるかといえば、残念ながらそうではありません。
auの公式サイト「超高速通信エリア」には高速通信<受信/送信>の対応機種および対応エリアが記載されております。
超高速通信エリア
それによると、
下り最大2.7Gbps対応端末  <埼玉県、広島県>の一部エリア
下り最大2.2Gbps対応端末  <北海道、埼玉県、東京都、愛知県、大阪府、京都府、広島県、愛媛県、福岡県、大分県>の一部エリア

 

実にぼかした表現で、具体的にどこなのかエリアマップにも示されておりません。これでは最大通信速度にこだわる意味がないと無いといえます。
つまり最大通信速度で端末を選んではいけないということです。

 

 

5Gエリアと4Gエリアで使用されている周波数帯
5Gエリアと4Gエリアで使用されている周波数帯は以下です。
5G
 sub6
 3.7GHz N77/N78(100MHz)   新規割当  
   WiMAX2+(2.5GHz)よりも周波数が高く帯域幅が100MHzと広いので最大2Gbpsの超高速通信ができます。
 NR化転用
 3.5GHzN78(40MHz)   WiMAX2+のCA(キャリアアグリゲーション)に使う周波数帯 帯域幅40MHzをすべて転用しているのかは不明
   2.5GHzN41(20MHz)   WiMAX2+の周波数帯 2022年12月一部地域から5Gに順次転用
 700MHz N28 (10MHz)  プラチナバンド 東名阪の主要エリアで順次転用開始 プラスエリアモードのみ

 

4G
 WiMAX2+
   2.5GHz B41(40MHz) 2021/4/8〜
 au 4G LTE 
   2.0GHz B1(20MHz) (主力周波数帯)
   1.7GHz B3(20MHz)  (東名阪エリア中心)
   800MHz B18(15MHz) (主力周波数帯) プラチナバンド プラスエリアモードのみ

 

 

2 スタンダードモードとプラスエリアモードの違い

スタンダードモード
 オプションなしで通常使用するモード

 

プラスエリアモード
 オプションモードで、別途料金が発生(1,050円/月)
 このモードの特徴は5Gの700MHz、4Gの800MHzのプラチナバンドが使えること。プラチナバンドはauの主力周波数帯で基地局が一番多い
 つまり、カバー範囲が一番広い ので郊外になるとこの効果が顕著に現れます。
 プラスエリアモードはB18のプラチナバンドが使えるので室内などでスタンダードモードより繋がりやすいのが特徴です。

 

 

[注意] 通信ネットワークは手動で選べない
通信ネットワークは端末側で選べません。WiMAX 2+、au4GLTE、au5G(一部エリアで提供)が利用できますが、端末使用時に手動で通信ネットワークを選ぶことができません。 (一部の端末を除く)
端末で選べるのはモード(スタンダードモードかプラスエリアモード)だけです。

 

端末はそのエリアで利用できる最適な通信ネットワークを選んで自動接続します。5G拡張期の現在では自動で最適な通信ネットワークを選ぶ」というのが必ずしも利用者にとって最適な通信状況となるわけではありません。接続状況によってはパケ止まりやWiMAXの低速化という裏目に出ることがありUQのサポートもこれについては認めています。